盗作?連結会計分野に於ける先行研究の比較


 富山大学教授 鈴木基史「第1章 アメリカの連結会計
会計の戦略化―経営環境の変化と会計』崎章浩(著), 中嶋隆一(著),高橋俊夫(監修)
税務経理協会,2002年5月,p.5-17 


   と


京都産業大学助教授 山地範明『連結会計の生成と発展(増補改訂版)』中央経済社(2000)
   および
『連結会計をめぐる米国財務会計基準の動向(
COFRI)』企業財務制度研究会


   との比較


     → 鈴木基史【現職】武庫川女子大学 経営学部経営学科(2023/04/01)



■ 国立大学の教授が,コピペ? 国立大学の理事・副学長が,コピペ? 剽窃? 盗用? まさか!

  
コピペだらけの章(鈴木基史・執筆)あり! 

 

■ 富山大学学長の遠藤俊郎(えんどう しゅんろう)は、この事実を知って「しまった」と言ったそうだが、鈴木基史の理事指名を翻すことは無かった。(2015/3/31)
■ 遠藤俊郎は、この事実を知った上で、理事任用を継続中。(2018/10/1)
■ 文科省は、通報を受けたが、何もしなかった。富山大学に突っぱねられたというのが、通報者への返答。
■  黄色く塗られた本資料は、富山大学経済学部の教授会で、鈴木基史の教授昇任人事が却下された際の、配付資料の抜粋である。

 その後、却下した教授達が定年等で退 職し、鈴木の仲間達の教授昇任とともに、教授会内の勢力図が逆転し、鈴木の教授昇任、学科長、評議員、理事、副学長という経緯をたどった。
■ 岸本寿生(現職)、内田康郎(兵庫県立大学へ移籍)、馬駿(現職)らを中心に経済学部経営学科の中で徒党を組んで鈴木基史を学科長にした集団が、

 現在も、健全な人事を阻害している。
■ 先般、学長の遠藤俊郎は、学部からの推薦候補として選外であった鈴木配下の岸本寿生(現職)を経済学部長にしようと目論み、学部に圧力を掛けた。

 しかし、学部側の抵抗でその企ては失敗し、現在に至る。

 遠藤俊郎のごり押しの背景には、鈴木基史の影響が色濃く見える。(2018/10/1)



黄色のマーカー部分が,鈴木基史の「1 アメリカの連結会計」と他の2冊とで記述が一致する(あるいは,引用を明記していない部分。
鈴木基史著 
1 アメリカの連結会計
COFRIとの一致箇所   山地(2000)との一致箇所
 p.10-11    p.10, l.1  p.77下1行  
 p.10, l.4-5  p.78上7行  
 p.10, l.7-11  p.79上3行  
 p.10, l.13-15  p.79上13行  
 p.10, l.17-20  p.79上19行  
 p.10, l. 25-27  p109上7行  
 p.10, l. 28-p.11, l.1    p.48 
 p.11, l3-4  p.109上10行   
 p.11, l.5-.25    p.41, p.44
 p.12-13      p.12, l1-6  p.109上11行   
 p.12, l.7-16  p/110上2行   
 p.12, l18-p13. l.1  p.110,上18  
 p.13, l.2-10  p.111, p.113, p114  
 p.13 3.連結会計制度の発展  p.23  p.74上4行
 p.14-15       p.14, l..2-10  p.34 - p.35  
 p.14, 10-15  p.232  p.104下4, p.105第2パラグラフ
 p.14, l.22-25  p.232下7  
 p.14, l.26-28    p.123,上2行第2パラグラフ
 p.15, l.1-3    p.141, 下2
 p.15 (3)分割情報の開示  p.233, p235, p.236  
 p.16-17  p.17 「執筆に当たり・・・参考にした。」とあるが,それにしては,黄色が目立ちすぎる。
参考という表現は,不適切。
   p.47に全く同じ記述
鈴木は,山路(2000)のこの文章をもとに,COFRIを要約したものと考えられる。